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相続税については遺産分割協議から相続税申告手続き及び納税までの手続きを行います。また生前での相続対策、そして納税についての物納手続きに到るまでサポートいたします。
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| ■ 相続税ってどれぐらいの財産があればかかりますか？ |
相続税については基礎控除が定められています。それは5,000万円＋1,000万円×法定相続人の数です。つまり妻と子2人なら7000万円です。しかし一定の自宅敷地については8割引きになったり、また遺産分割の仕方によって税額が変わったり、また納税については現金納税ばかりでなく物納や延納といった制度を選択できます。
相続税の計算に当たっては土地を一つづつ評価しないといけません。この土地評価はなかなか複雑です。広大な土地等の評価が難しい土地については評価する人によっては全く異なる評価額になります。この評価が高すぎれば余分な税金を納税することになりますし、低すぎれば相続税の税務調査で問題になります。
また税金のことばかりを意識して手続きを進めると、他の相続人との調整がうまくいかなくなり、税金がきっかけで相続人間で仲たがいということもあります。
多くの場合、相続税に一つの答えはありません。遺産分割や納税について多くの可能性を検討し様々なシュミレーションをした上で一つの方向に向かいます。
所得税は確定申告などで比較的慣れている税金ですが、相続税の申告は長い人生で一回か二回というのが普通でしょう。相続税には慣れていないのです。
(1)相続税を少なくするように申告する・(2)相続税が払えるように財産分けをする・(3)すべての相続人が納得できる分割をする…。相続税の難しいところはこの三点を同時に進めないといけないということです。これは慣れていないとなかなか難しいことです。
慣れていないことなのですから、失敗しないように慎重に検討しなくてはいけません。そして検討の結果としての方向が決まったら、思い切って進まないといけません。
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